6月23日に4回目の介護予防サポーター養成講座に参加してまいりました。
今回は口腔ケアに関しての勉強会から始まりました。
口腔とは口の中の事を言います。
つまり、歯も舌もほっぺものどもみんな健康にしていきましょうということです。
口の働き
- たべる
- 話す
- 呼吸をする
- 表情をつくる など
口の働きが弱くなるとしっかり噛めなくなったり、会話を楽しむことができなくなってしまいます。
舌の働き
- 食べ物を歯の上などにうまく誘導し、咀嚼を助ける
- 噛み砕いた食べものをまとめる
- 食べ物をのどに送る
- 味を感じる
- 言葉の発音 など
舌の働きが弱くなると飲み込みにくくなったり、むせやすくなります。
間違って食べ物が肺に入り込むと「誤嚥性肺炎」を起こしてしまうこともあります。
唾液の働き
- 口腔粘膜を潤し、口を滑らかにする
- 消化を助ける
- 食塊を作り食べ物を飲み込みやすくする
- 身体を守る
- 入れ歯を維持する
- 口の中を洗う
唾液は一日1~1.5Lほど分泌されています。
唾液の分泌が弱まると身体の免疫機能が弱まったり、虫歯になりやすくなります。
口の中は驚くほど仕事をしてくれています。
つまり、衰えてしまうと「身体の衰え」が始まってしまいます。
逆に言えば「口の中を健康に保てば身体を健康に保てる」ということになります。
身体の入口である口腔です。しっかり「清潔に」「動かして」元気な口腔を維持していきましょう!
そして、肝心要の「いもっこ体操」実技です。
今回は運動を伝えることに意識して実習をしました。
あと2回で外部の方々に私たちの体操をご披露します。
いままで勉強してきた色々なことをしっかりと出せるように練習していきたいと思います。
・・・・今から緊張しています。
埼玉県川越市の取り組み(PDF)
口腔体操(YOUTUBE)
舌の構造
唾液の働き
地域包括ケアシステム構築に向けた取り組み事例(厚生労働省)(PDF)